2012年9月29日土曜日

尖閣上陸の日本人に船代踏み倒し疑惑

飛び込む福澤氏とTOKMA 尖閣上陸
尖閣諸島・魚釣島に無断上陸した鹿児島県内の政治団体代表者と幸福実現党所属のミュージシャンについて、沖縄県警八重山署は28日、軽犯罪法違反(立ち入り禁止場所等侵入)容疑で那覇地検石垣支部に書類送検。一方でいま、この2人が上陸した際に石垣島から魚釣島までを往復乗船した漁船に対して、船代が支払わないままでいることがわかりました。

2012年9月28日金曜日

統一教会信者団体が正体隠して“ボランティア”活動(後編) 偽装伝道施設を『会員制カフェ』と偽りイベントも



統一教会信者団体が正体を隠して主催した
東日本大震災チャリティーコンサートのチラシ
『統一教会信者団体が正体隠して“ボランティア”活動』の前編中編に続く後編記事。

後編の本稿では、この信者団体が今年5月に主催したチャリティーコンサートに関連した事柄について報じる。

コンサートの打ち上げ会場を提供した司法書士へのインタビューを掲載。

コンサートのプレイベントの会場に統一教会の偽装伝道施設であるビデオセンターを『会員制カフェ』と偽装して使用していたことも判明した。

また今週末には、この統一教会偽装伝道施設で、統一教会信者ボランティア団体の活動に参加しているヴァイオリニストが出演するコンサートが開催されることも判った。

統一教会信者団体が正体隠して“ボランティア”活動(中編) 横浜市が市民の参加を推奨?


正体を隠して活動する
統一教会信者のボランティア団体を
推奨してしまった横浜市のHP
本紙は前編記事で、統一教会の信者ボランティア団体が地域コミュニティを浸蝕する実態とその過程を追った。


前編では地元町会やNPO団体などとの関係について報じたが、横浜市がこのカルト教団信者のボランティア団体に市民の参加を推奨していたことが判明した。
市民を守るべき立場にある行政機関が、図らずもカルト被害を助長しかねないおこないに及んでいたのだ。

本稿では行政とカルトの関係性についても報じる。

また当該ボランティア団体の代表者にも話を訊いた。

統一教会信者団体が正体隠して“ボランティア”活動(前編) 各種イベントや地元町内会に入り込む

地元町内会に入り込む
統一教会信者のボランティア団体
統一教会(統一協会/世界基督教統一神霊協会)の青年信者グループが結成したボランティア団体が、正体を隠したまま横浜市内で活動していることが判った。

月に一度大通り公園の清掃活動をおこない、信者以外の一般市民も多数参加しているという。

更に、統一教会信者の団体であることを秘匿したまま地元町会やNPO法人等のイベントにも入り込んでいた。

カルト教団の信者組織による地域浸蝕の実態を追った。


2012年9月26日水曜日

国の責任を問う裁判で原告の統一教会元信者が意見陳述、改めて教団の違法性が浮き彫りに

信者の女性が霊感商法をさせられていた時期に
暗躍していた統一教会の偽鑑定士勧誘員の名刺
統一教会(統一協会/世界基督教統一神霊協会)の元信者が提起した裁判が東京地方裁判所で始まった。

統一教会に対する損賠賠償請求だけではなく、統一教会を放置し続けた国の責任を追及するという注目の裁判だ。

本紙既報記事で紹介した統一教会元信者の女性は24日、当該裁判の第1回弁論で原告として意見陳述をおこない、統一教会の組織的な違法行為やルポライターから受けた嫌がらせ、そして国の責任を追及する裁判を提起した思いについて語った。

2012年9月25日火曜日

尖閣上陸のTOKMA氏、原発推進集会で“ホウキ革命”を宣言

日本国民よ、一斉ホウキせよ!
9月25日、東京・霞ヶ関の国会記者会館前で、原発推進国民会議による「政府に原発推進を求める集会」が開催されました。これに協賛参加している「幸福実現党」から、18日に尖閣諸島・魚釣島に上陸した党員のTOKMA氏がゲストとして参加。その場で曲を披露した後、魚釣島でのライブの際にギターがわりにかき鳴らしたホウキを振り上げ、「ホウキ革命」の開始を宣言しました。

2012年9月24日月曜日

尖閣上陸の幸福実現党員・魚釣島上ライブ映像ついに公開!


9月18日に尖閣諸島・魚釣島に上陸し、国から軽犯罪法違反容疑で被害届を出されている幸福実現党所属のミュージシャン・TOKMA氏。魚釣島上陸の際には、ギター代わりにホウキを抱えて幸福実現党政策応援歌「I LOVE ジパング」を歌ったとされていましたが、ついにその映像がYouTubeで公開されました。

2012年9月21日金曜日

「入れ替わっている」「全部が全部じゃない」「新しい理念で」一生懸命塾の勧誘員、グローバルトリニティとの関連を認める

就活学生をターゲットにする
一生懸命塾の勧誘員
“ドリームプランナー”
本紙が昨年2月6日の既報記事『就活学生を狙う【一生懸命塾】の勧誘手法に違和感 』で取り上げたIKJ/一生懸命塾
その後も変わらず就活学生など大学生を狙って街頭でキャッチまがいの勧誘をおこなっており、強引に契約を迫る手口が問題だとの指摘がなされている。

一生懸命塾については、勧誘手法などが酷似していたことから、英会話スクールのグローバルトリニティとの関係が以前から噂されていた。
勧誘の強引さや高額な受講費が問題となり各地の消費生活センターに被害相談が寄せられていたグローバルトリニティについては、2010年に消費者庁と東京都が運営会社である株式会社FORTRESS JAPAN(フォートレスジャパン)に対して業務停止命令を出している。

今月、新宿で勧誘活動をしていた一生懸命塾の勧誘員(ドリームプランナー)に、グローバルトリニティとの関連を訊いたところ、勧誘員は「入れ替わっている」「全部が全部じゃない」「新しい理念で・・・・」と暗に関連を認める発言をした。

2012年9月20日木曜日

【社説】マスコミは尖閣上陸日本人の所属政党記載を

9月18日に幸福の科学による宗教政党「幸福実現党」党員のミュージシャン・TOKMA氏らが尖閣諸島・魚釣島に上陸。TOKMA氏らが石垣島でマスコミ各社の取材に応じたにもかかわらず、「幸福実現党」の名を報じたメディアはごくわずかだった。TOKMA氏らは、せっかく犯罪を犯してまで魚釣島でホウキを抱えて「幸福実現党政策応援歌」まで歌ったのに、幸福実現党の名をアピールすることはできなかった。

2012年9月19日水曜日

愛国無罪? 尖閣上陸の日本人、魚釣島で幸福実現党応援歌を歌う

9月18日に尖閣諸島・魚釣島に上陸した日本人男性2人のうち、幸福実現党党員のミュージシャン・TOKMA氏(本名=椙杜徳馬=すぎのもり・とくま)について、幸福の科学の機関誌サイト『ザ・リバティWeb』が記事を掲載。それによるとTOKMA氏、魚釣島でギター代わりにホウキを抱えて幸福実現党への応援歌を歌ったとか。『ザ・リバティWeb』は、そんなTOKMA氏による国有地への無断立ち入りについて「愛国無罪」を主張しています。

尖閣に上陸した日本人は幸福実現党・党員シンガー

魚釣島に上陸した幸福実現党員・TOKMA氏(同氏の公式サイトより)
9月18日に尖閣諸島の魚釣島に上陸した日本人が、幸福の科学の政党「幸福実現党」の党員であることがわかりました。この党員は、TOKMAと名乗るミュージシャンで、これまで幸福実現党のイベントでライブをするなどの活動をしている人物です。

2012年9月13日木曜日

統一教会偽装勧誘、本紙記者が“協助”の手口を生体験


ABF勧誘員、10人程確認できた(8日、新宿駅南口)
8日夜、新宿駅南口で統一教会(統一協会/世界基督教統一神霊協会)の青年信者による偽装勧誘現場に遭遇した。

試しに引っ掛かってみたところ、タイミングを見計らってもう一人の勧誘員が合流してくるという“協助”の手口を生で体験できた。

更に、勧誘員には二世信者が多く動員されていることも確認、近くではヨハン教会の信者も勧誘活動をおこなっていた。

カルト勧誘の激戦区になりつつある新宿駅南口をリポートする。

2012年9月12日水曜日

教祖弔問の統一教会日本人信者、12万円持参した韓国で人間バリケードに


日本人信者による人間バリケード
What is the Moon?より)
3日に死去した統一教会(統一協会/世界基督教統一神霊協会)の文鮮明教祖を弔問するために多くの日本人信者が韓国を訪れている。

一人12万円の聖和特別献金を持参するよう指示が出ていることは本紙既報記事で伝えたが、その日本人信者が韓国で人間バリケードとして使われていることが判った。

教団主流派と対立する三男グループを葬儀会場に近付けなくするための措置だ。

12万円を支払った上に、人間バリケードとして身体を張る日本人信者たち、教団の内紛に巻き込まれる日本人信者の動向を追った。

統一教会“放置”の国を訴えた元信者、弁連全国集会で教団の組織的違法行為と“デタラメ”ルポライターを糾弾!


脱会者から「これほど変な人がいるのかと驚いた」
と指摘された“ルポライター”米本和広氏
7日午後、都内で全国霊感商法対策弁護士連絡会の全国集会が開催された。

教祖の死去を受けての統一教会(統一協会/世界基督教統一神霊協会)内外の動きなどの基調報告の他、各地の弁護団からの報告、元信者の体験談、ゲスト講師の講演、韓国の宗教者・弁護士との懇談などがおこなわれた。

統一教会元信者の女性の体験談の中では、教団の組織ぐるみの違法行為や隠蔽工作が赤裸々に語られ、この女性のプライバシーを侵害しデマを書いた統一教会関係紙やルポライターについて烈しく糾弾する場面もあった。

2012年9月11日火曜日

本紙記者、教祖の死去を受け弔問会場の統一教会本部を取材

松濤本部礼拝堂
統一教会(統一協会/世界基督教統一神霊協会)の文鮮明教祖が死去してから4日後の今月7日、東京渋谷区にある統一教会松濤本部を訪れた。

記者が統一教会の問題にかかわるようになって10年、初めて教団本部の中に入ることとなった。

本部では教祖の死去を受け弔問受付をおこなっており、弔問者が参加する祈祷会の様子も見ることができた。

2012年9月10日月曜日

教祖の次女、『不倫・出産』発覚で米統一教会総会長職を辞任か?



不倫・出産が発覚し“辞任”する
文仁進米UC総会長
How Well Do You Know Your Moonより)
先頃死去した統一教会(統一協会/世界基督教統一神霊協会)の教祖の次女で米統一教会総会長を務めていた文仁進氏(48)が、不倫相手との間に出来た子どもを出産し総会長職を辞任することが判った。

本紙では今年5月の既報記事で、文仁進氏が行方不明となっておりその期間が3ヶ月にも及ぶと記載したのだが、ちょうどその時期に男児を出産していたようだ。

“真の御父母様”の下に作られた“真の御家庭”、“真の御息女様”のスキャンダルを追った。


「文鮮明を追悼しない」本紙方針に記者が造反、厳重注意処分に

9月3日に死去した統一教会の教祖・文鮮明氏について、「やや日刊カルト新聞社」は翌4日に、「死を悼むことはしない」と声明を発表しました。ところが、7日、本紙記者が統一教会本部を弔問し、追悼の祈祷会に参列していたことがわかりました。声明発表からたった3日で“公約”違反を犯した記者に対して、同社は藤倉善郎主筆名で厳重注意処分としました。

2012年9月9日日曜日

“菊池カンペ”霊の画像問題 幸福の科学「同意できない」に本紙「同意必要ない」

菊池寛(霊)の画像を掲載した本紙記事
本紙・やや日刊カルト新聞が菊池寛の霊の画像を掲載したことについて、幸福の科学が削除を要求し本紙が拒否していることはすでに報じた通り。この件について幸福の科学側は、本紙の説明に対して「同意できない」などとして、今度は削除ではなく議論を要請してきました。これに対して本紙は、「議論をするためにやりとりをしているのではない」「弊紙では幸福の科学の同意を必要としていない」と返答。議論の要請も拒否しました。

2012年9月8日土曜日

統一協会弁護士、小学館を訴え​た裁判で「何故、負の面ばかり強調するのか!」と失笑発言

韓国の“嫁不足対策”???
心の家庭実現運動〇〇委員会のビラ
現在、東京地裁では統一協会(統一教会)が週刊ポストを発行する小学館を名誉棄損で提訴した裁判が進行中だ。

5日午後、民事第703号法廷に於いて行われた弁論で注目の証人尋問があった。

尋問中、被告側証人の大学教授に対して、自身も信者である統一協会側の代理人弁護士が、「何故、負の面ばかり強調するのか!」「地方イコール農村なのか?」などと教授に絡むような質問をして傍聴席の失笑を買う一幕もあった。

2012年9月6日木曜日

無量寿寺が抗議? 加東市市議がブログのコメントを全削除

藤尾市議のブログに掲載されたコメント削除の報告
兵庫県加東市に総本山を置く「念佛宗三寶山無量壽寺」(以下、無量寿寺)について、地元の藤尾潔市議会議員が2008年にブログで言及。以降、コメント欄で断続的に「私は、無量寿寺によって大切な人を失いました」「私は(無量寿寺が原因で)離婚しました」「障害者が入信するには1000万の入会金」「父が、この宗教に入信していますが人が変わったよう」といった情報が投稿されてきました。ところが今年9月5日、藤尾市議は「運営のほうに削除要請があったとのことで、削除しなければブログの公開ができない状況」として、これらのコメントを全て削除してしまいました。

2012年9月5日水曜日

教祖の“葬儀” 持参金は「アバウトな感じ、絶対という感じじゃなく」と青年信者


吉祥寺シアター前、信者に貰ったサイダー
教祖の死去を受けて、末端の信者はどのような思いでいるのか。そのリサーチのため統一協会(統一教会)の青年部ビデオセンターを訪ねた。

そこで出会った青年信者から、興味深い話を聞くことができた。


2012年9月4日火曜日

教祖の“葬儀”で38億円の荒稼ぎを目論む統一協会

日本人信者“訪韓・弔問日程&動員”表
3日未明に死去した統一協会(統一教会)教祖・文鮮明、教団が教祖の死去に乗じて日本の信者から億単位の金を集めようとしていることが判った。
教祖が死去したその日に“聖地”清平への弔問ツアー計画が組まれ、日本人信者3万2千人を参加させるよう全国に動員指示が出された。そして、その持参金として参加者一人につき12万円の弔問金を納めるよう指示があったのだ。

文鮮明氏死去で本紙が声明文「生きていても迷惑、死んでもなお迷惑」

9月3日、統一教会教祖の文鮮明が死去。これに伴い、本紙やや日刊カルト新聞社は、翌4日付けで声明を発表しました。声明は、文鮮明氏について「生きていても迷惑、死んでもなお迷惑」とし、「教祖の死を悼むことはしない」と断言。これまで統一教会の権威付けに利用されてきた政治家や宗教者に対して、「公的な地位にある者による追悼行為が新たなる加害に加担するものである以上、本紙は容赦なく暴露して非難する」として、「文鮮明死去記念特別報道キャンペーン」の開始を宣言しました。

2012年9月3日月曜日

速報!統一協会・文鮮明教祖が“聖地”で死去

統一協会(世界基督教統一神霊協会/統一教会)の文鮮明教祖が死去した。

日本に多大な被害を齎した稀代のカルト教祖は、自身が“予言”した来年1月13日の『Dday/基元節/地上天国の実現』を待たずこの世を去ったことになる。

本紙既報の通り、8月31日にカトリックソウル聖母病院から清平の教団病院へ教祖を移送した背景には、教祖の死地が“聖地”清平でなくてはならなかった事情があるのだろう。
“聖地”での『教祖の死』が今後どのように新たな献金集めの手段に使われるか、後継争いとともに注視が必要だ。

2012年9月1日土曜日

【書評】『宗教と社会のフロンティア』 大学の教科書に「カルト問題」の論考が掲載


「宗教と社会のフロンティア」
830日、勁草書房から『宗教と社会のフロンティア ~宗教社会学からみる現代日本~』が刊行された。

大学の講義等で使われることを前提に書かれた本書は、13章のうち1章を『カルト問題』に当てている。

この画期的な書物の内容について、その意義を含め評する。