2013年4月11日木曜日

幸福の科学総合本部前で「私に抗議して!」と抗議活動

教団職員がおそるおそる声をかける
4月10日午後、幸福の科学の総合本部(東京・五反田)の玄関前で、本紙・藤倉善郎主筆が「やや日刊カルト新聞」と書かれたのぼりを掲げ、「幸福の科学 DON'T IGNORE ME(私をシカトしないで)」などと書かれたプラカードを首からぶら下げて、教団に対し抗議活動を決行。教団の広報局職員に抗議文を手渡しました。藤倉主筆は、自分が書いた記事について教団が、執筆者の同席を拒否して編集者だけを呼び出して圧力をかけるのは卑劣だと主張。執筆者が反論できない状態で発表の場を奪う行為だとして、「私に抗議して」と要求しました。幸福の科学に対して抗議を要求する抗議を行うのは、世界初のケースと思われます。


■世界初!? 抗議しないことに対する抗議

幸福の科学広報局職員に抗議文を手渡す
藤倉主筆は、今年2月に発売されたミリオン出版のムック『宗教 黒い報告書』の中で、〈幸福の科学「霊言」の魅力〉の章を担当。幸福の科学の霊言の娯楽性を紹介する記事を執筆しました。同書では、ほかにも3人のライターがそれぞれ〈「幸福の科学」の秘めたる野望〉〈禁断のエッセイ「若き日の妻へ」〉〈総裁の長男・大川宏洋という「奇才」〉を執筆。幸福の科学は、これら計4本の記事に対してミリオン出版に抗議し、4月10日午後1時から担当編集者を総合本部に呼び出して申し入れを行いました。

これに対して藤倉主筆は幸福の科学に対し編集部経由で、記事の執筆者として抗議の場への同席を求めましたが、教団側は「幸福の科学は藤倉氏に対して取材拒否をしている」などの理由で同席を拒否。担当編集者のみが出向くことになりました。

そこで藤倉主筆は、編集者が総合本部を訪れる時刻に合わせて総合本部前の路上に登場。「やや日刊カルト新聞」ののぼりを2本立てて、体には「幸福の科学 DON'T IGNORE ME(私をシカトしないで)」「PROTEST TO THE AUTHER(執筆者に抗議せよ)」と書かれたプラカードをぶらさげ、抗議活動を開始しました。さて自慢ののどで高らかにシュプレヒコールをあげようかという矢先、総合本部から数人の職員らがわらわらと現れました。その中の広報局職員が「アポイントはあるんですか」などと声をかけてきました。

「ありません。今日、同席を拒否されたので、ここで抗議活動をするために来ました。抗議文を作ってきたので、どうぞ」(藤倉主筆)

抗議文には、こんな文言が並んでいました。

〈執筆者が反論できない状態で版元や編集部にのみ圧力をかけ、幸福の科学に関する記事の発表の場を減らそうとする、極めて卑劣な行為

〈それが、仏陀の生まれ変わりを名乗る教祖率いる教団のすることでしょうか。幸福の科学は、霊言と裁判でしかものを言えないチキン教団なのでしょうか。〉

〈どうか幸福の科学は、私を無視しないでください。文句があるなら私に直接言ってください。寂しいです。〉

言いたい放題なのやら、「抗議の懇願」なのやら、よくわからないことになっています。

■取材陣の前で広報局長が釈明

そこへ、幸福の科学・広報局長の渡邊伸幸氏が、にこやかに登場。

──おひさしぶりです!

「とりあえず今日は編集長にお話をさせていただこうということで来ていただいただけで、別に藤倉さんに対して話をしないということかどうかわからないじゃないですか」

──幸福の科学は昨年、宝島社から出したぼくの著書に抗議してきたときも、最後までぼく抜きで編集部にのみ抗議していた。今回も、「追って藤倉に話をする」という趣旨の連絡はなく、ただ同席を拒否している。どうせまた編集者にだけガタガタ言うのだろうと思ったから抗議に来たんです。それとも、今回は今後の話し合いで必ずぼくを同席させるつもりなんですか?

「それは約束できません。私が記事を見た限り、事実関係に問題があるのは藤倉さん以外の3人が書いた記事で、藤倉さんの記事は事実関係自体は間違わないように、ある意味、上手く書いてあった」

──ぼくの記事に対しても教団は抗議していると聞いている。ほかの3人のことは知りません。ぼくの書いた記事への抗議にぼくを同席させてほしいと言っているだけです。

「藤倉さんはうちでものすごく嫌われているんですよ。直接の対応は私ではなく担当者がやっているんでわかりませんが、会いたくないという気持ちもあるのかも」

──まがりなりにも宗教団体の広報局職員ですよね。宗教団体が、嫌いな相手や対立する相手との対話を自ら拒否するんですか。会いたくないなら抗議しなきゃいい。抗議をするなら相手の主張を聞くべきでしょう。それとも幸福の科学にとって抗議というのは、相手の言い分を聞かずに一方的にまくし立てることなんですか?

「じゃあ、それは、この件の広報担当者にしっかり伝えます」

──伝えるというだけでは納得できません。伝えるだけで実行されないかもしれない。

「わかりました。抗議の際には藤倉さんにも連絡するよう、担当者に指示しておきます」

──わかりました。では、これで引き上げます。

広報局長にのぼりを自慢
「ところで、周りで今撮影しているのはネットなんかにアップするつもりなんですか? せっかく話をしに出てきたのに、こういう状態の中で話さないといけないんですか」

この抗議活動を取材するため、ドキュメンタリー映像の制作会社関係者やフリー編集者などが、藤倉主筆の周囲で動画やスチールのカメラを構えていました。

──まあ、ここは公道ですから。ちゃんと抗議の場にぼくを同席させれば、第三者の見ていない所で言いたいこと言えますよ。彼らは取材に来ている人たちであって、カルト新聞のメンバーは一人もいません。彼らは彼らの判断できているんであって、ぼくにどうこう言われても。

「村田さんも?」

──漫画を書いてもらっているだけで、メンバーにはなっていません。メンバーの編集会議用メーリングリストにも入れてもらえない、哀れな男なんです。

──ところで、幸福の科学ではカルト新聞メンバー全員が出入禁止にされていますが、村田さんはメンバーじゃないからいいんですよね。

「いやあ、それはどうかなあ。うちが村田さんの取材を許可するとは思えないけど」

そこに本紙・エイト記者が動画を撮影しながら登場。

「あ~、エイトさ~ん」(渡邊氏)

「いま、メンバーはぼくしかいないって言ってたところなのに~」(藤倉主筆)

「すんません、間違えて戸越精舎の方に行っちゃってました」(エイト記者)

■本紙記者に人道支援?

当然、エイト記者も幸福の科学から出入禁止処分を食らっています。ところがエイト記者、渡邊氏に対してこう言い始めました。

「トイレ貸してもらえませんか。もれそうでやばいんです」

渡邊氏は仕方がない、といった様子で、トイレの使用を許可。

「あ、でもカメラはここに置いていってください」(渡邊氏)

「じゃあ藤倉主筆、これでぼくを撮影してください」(エイト記者)

カメラを藤倉主筆に預けたエイト氏、自分が広報局職員に付き添われて出入禁止の総合本部に入っていく様子を撮影させました。数分後、エイト記者は、とてもすがすがしい表情で出て来ました。

「ありがとうございます。総合本部のトイレで用を足したら、心が洗われた気分になりました」(エイト記者)

「トイレでは仕方ありません。人道的判断です」(渡邊氏)

エイト記者は、現場を後にしてから、こう語りました。

「出入禁止の施設に入れてくれたことを感謝する。人道的というか、尿道的に助かった」

トイレの使用目的は、小さい方だったようです。

■抗議活動は今後も継続か

抗議を終え、プラカードをつけたまま五反田の町を歩く藤倉主筆
藤倉主筆は広報局長が抗議を受け入れたと考え、撤収しました。しかし夕方、藤倉主筆のもとに入った広報局職員からの電話では、何やらおかしな話になっていました。

「今日、編集長さんにお話した内容をお伝えしようと思いまして」

──ぼくが求めたのは抗議の場への同席であって、事後報告ではありません。あなた方はこれまで取材に対してウソをついたり、「痴漢かもしれない」と警察に虚偽通報したりしてきた(本紙〈尾行・通報・恫喝、幸福の科学学園報道の裏バトル〉参照)。同席させずに事後報告されたって、またウソをついていないかどうか確認できない。だから事後報告なんかいりません。

「えっと、藤倉さんに伝えるように、渡邊から言われたんですが。渡邊から聞いた話とちょっと違うようで」

──教団の中のことに口を出すのはいかがなものかと思いますが、もうちょっと内部での連絡を正確にやった方がいいですよ。

その直後、渡邊氏から電話がかかってきました。

「さっき私が約束したのは、藤倉さんを同席させることではなく、抗議の内容を藤倉さんにも伝えるということでした。その点で行き違いがあった」

──ぼくが求めているのは、飽くまでも抗議への同席です。いくら事後報告されたところで、同席させてもらえなければ、広報の人がウソの情報を編集者に吹きこんでも、ぼくはその場で反論できないじゃないですか。

「たとえば裁判でも、編集部だけを訴えるのか執筆者も訴えるのかを決める権利がこちらにはあって、それは抗議するときも同様では」

──裁判であれば、傍聴もできるし資料も閲覧できる。公開されてます。それを見てこちらは批判も反論できる。編集者だけを呼び出して抗議する会合では、同席できずに、細かい事情を全て把握しているわけではない編集者が言質を取られたら、おしまいでしょう。

「今日は編集長は、話し合いを録音していました」

某大学での新聞配布ついでに抗議活動の準備
──録音してんだからいいだろうというなら、なおのこと教団側からの事後報告なんか意味ないじゃなないですか。そういうことを言っているんじゃないんです。執筆者を抜きにして編集者にウソを吹き込んで何かの言質をとったりするかもしれない教団に対して、こちらは執筆者を同席させないのはおかしいだろうと申し入れているんです。

「他の3人の記事は、内容の事実関係に問題があったが、藤倉さんが書いた記事については評論的な部分に関する抗議だけです」

──抗議の内容が、事実関係に関するものであろうが評論部分であろうが関係ない。どちらであろうと抗議は抗議。

「文書による抗議の場合は?」

──文書だけ編集部に送りつけて、口頭でごちゃごちゃ言わないのであれば、同席も何もない。記録に残らない口頭での抗議や主張を、執筆者不在で行うのが卑怯だと言っているんです。

「藤倉さんの考えはわかりましたが、こちらには執筆者も同席させるかどうか決める自由がある」

──もちろん。今後も同席させないと判断するのはそちらの自由です。もっとも、今後も同席させないのであれば、ぼくは抗議活動を続けることになる。

結局、同席させる気はないようです。抗議活動の現場では、一見、申し入れを受け入れたかのような態度で撤収させ、後から「行き違いだった」として物別れに。またひとつ、「幸福の科学の口頭説明は信用出来ない」という根拠が増えてしまいました。

藤倉主筆のコメント:

大川総裁は呼び出しに応じるか
「編集者は、執筆者の全ての取材に同行したり、執筆者が読んだ資料と同じ物を全て読んだりしているわけでもない。それができるなら、ライターなど使わず編集者が全ての記事を自分で書くだろう。抗議に対してしっかり返答できるのは、編集者よりむしろ執筆者だ。その執筆者が自分から『オレに抗議してくれ』と申し出ているのに、なぜ直接言わないのか。それが幸福の科学のやり方だという姿勢を貫くなら、私が広報局のやり口に抗議する際に広報局をシカトして大川隆法総裁に抗議しても文句はないということだ。今後の抗議活動では、大川総裁を呼び出すことも検討する」

※抗議活動の写真は村田らむ氏提供

2618 コメント:

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匿名 さんのコメント...

六波羅蜜多は、元来、仏教からの教えでありますが
タカシは、お得意のパクリで、教団の教義のなかに取り入れました。
六波羅蜜多は、菩薩になるための修行課題であり、
そのなかで一番大切なのは、”布施波羅蜜多”なので、
一番最初にきているのです。と言われていました。

中でも金銭の布施と、時間の布施が最も大事と言われました。

我が家の財布のヒモは、タカシに握られ、
自分の時間もタカシに拘束されていたのです。

これこそ、幸福の科学における”マインドコントロール”そのものです。

職員や信者は、退会者にたいして
悪魔、ゴキブリ、貧乏神よばわりしますが
タカシに、ゆすられ、たかられ
手持ちの金はすっからかんになりましたけど

自分の時間を取り戻せただけでも
そして、自分の考えで、主体的に生きてゆけるだけでも
こころは、十分に豊かで、幸せです。

匿名 さんのコメント...

>2011/04/14 (Thu) に出された本物


これはガチ?ガセ?

匿名 さんのコメント...

もちろん、ガチ!

匿名 さんのコメント...

規制で書き込めないため、どなたか、下記を2ch(http://uni.2ch.net/test/read.cgi/psy/1369090489/101-200)に投下お願いできないでしょうか。

本日東京新聞社にて全国一斉『従軍慰安婦、証言は嘘だった!号外』配布します
◆時間:17:00~
◆場所:東京新聞社にて
住所:日比谷中日ビルディング
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目1-4
(日比谷公園、野外音楽堂の裏)

匿名 さんのコメント...

沖縄では、親米派の右翼が「親中、親北朝鮮」を騙ってニセの反米運動をやっているという星条旗紙の記事。

この馬鹿どもに確か幸福の科学も入っていたよな。
http://www.stripes.com/news/protests-on-okinawa-aren-t-always-what-they-appear-to-be-1.222240

匿名 さんのコメント...

本名・中川 隆の霊能力は、零能力。

よくもまあ、、こんなにも多くの人をだませるものです。
大川 きょう子氏の過去世は間違いでした。
ホントは「悪魔のユダ」でした。
その悪魔に、
信者の尊い布施を、離婚和解金(慰謝料?)として、何億円も教団から渡したってさ。
信者は悪魔のために、布施をしたのか?
(どちらにしても、悪魔かも)

どうして、悪魔・ユダに、信者からの布施を渡したのか?
隆はじめ、幹部職員の頭の中は、異常極まりない。キモい。
それには「深いお考え」ってが?

匿名 さんのコメント...

UMAさんが興味を持っていただいたみたいなので「従軍慰安婦関係」の資料を少し。

これを読めば大川の例の霊言が嘘だらけであるばかりでなく、以下に下劣な人間の屑の所業であるか、現在の大川を批判する知能を有する人であるならば自明の事です。


「日本軍将兵の証言」
http://d.hatena.ne.jp/dj19/20121213/p1

「従軍慰安婦資料館」
http://www.geocities.jp/yubiwa_2007/index.html

匿名 さんのコメント...

2013年5月23日 12:38
を2ch投下くださった方、ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...


消費税増税反対!

これに尽きます。

匿名 さんのコメント...

>152 :神も仏も名無しさん:2013/05/23(木) 17:45:36.59 ID:6MdSNVcA
>>118
自分はやっぱり、過去世変更がきたね

あれだけ文殊よ文殊よ演技をしていて、離婚後、ユダという説明
きょう子さん自体、デパートはあの世の6次元の世界に近いとか書いてた人で
おかしいと思っていたが、新ナイチンもどうかと

昔は講演会で感動もしたけど、全国支部順錫あたりから、感動が一切なくなった
全国衛星なのを考えて質問してくださいだの ベストセラーしか書けないんです
家の妻は集票数があるだの 会員の苦労なんて全く無視

シンパはさ、実現党が議席を取って欲しいと思ってるだろうけど、実際、議席を取ったら
ワイドショーで、実現党とは何かと説明され、幸福の科学の正体がテレビで放送されるってことだぞ?

過去世が変わってきた事実、1霊言5000円の事実、ご本尊がいくらとか、放送されて世間の人はどう思うかね
教団内でさえ、離れる人もいるのに、テレビで説明されて困る会員もいるんじゃないか?
研修の目安3万円、祈願は 5万10万。その効果はいかにとか放送されたりしてね

1議席も取れないことで助かってる信者も多いと思うぞ


狂団内の常識がそのまま一般社会で通用すると信じている職員や信者達
手に負えない

匿名 さんのコメント...

>ワイドショーで、実現党とは何かと説明され、幸福の科学の正体がテレビで放送されるってことだぞ?


赤ちゃん言葉や性の儀式も掘り起こされるぞwwwww

匿名 さんのコメント...

追い詰められた隆の選択肢の一つに 愛人大川まり子との海外逃亡説。

隆もそう若いわけでもないから、万が一にも海外で倒れて
脳梗塞で半身不随にでもなった時に、大川が頼りにしている愛人大川まり子が献身的に介護してくれるのかどうか?

金の切れ目が縁の切れ目にならないようにね。

匿名 さんのコメント...



ところで近藤紫央ってホント影薄いねwww

匿名 さんのコメント...

近藤紫央って
「地球新世紀」を共に築くパートナーの女神ガイアじゃなかったっけ?

「太陽に恋をして」だっけ?

匿名 さんのコメント...

>161 :神も仏も名無しさん:2013/05/23(木) 18:45:21.78 ID:3qvr1GkJ
また物事の根本が分かっていないバカ信者が涌いてるわけだが

きょう子問題の本質は
「大川隆法は信者に真実とは違うことを教えるのに何の抵抗感もない」
ってことが明らかになったことなんだな
平気で嘘をついて
理由は後からでっち上げればいいと

宗教が真理を追究するものなら
お前たちの総裁はまったくもって宗教者としては不適格だ

匿名 さんのコメント...

コーフク系新記事でますた!!!

匿名 さんのコメント...

待望の新記事出ますたーー

東大・五月祭で幸福実現党幹部が講演 「東大生ならプラズマ兵器作れる」

匿名 さんのコメント...

>お前たちの総裁はまったくもって宗教者としては不適格だ

20年もだまされて、あ奴の写真や、あ奴の顔をしたご本尊とやらを
有難く拝んでいたかと思うと、情けない・・・
今では、恥ずかしくて、冷や汗が出てくる。


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